AJトレイシーやレッチ32らとのコラボで知られ、2016年の『Tracksuit Diaries』をヒットさせている西ロンドン出身の中堅ラッパーが遅咲きのメジャー・デビュー。もともとトラップを軸に無骨なスタイルで突き進んできた彼だが、ナイジェリアのブラックンボーンズを迎えた“Ain’t Right”を筆頭に多彩な色を器用に取り込んでいる。アイチやクラヴィッシュの援護ぶりも聴きどころだ。