ラフなジャケ写が目を引くこのミックステープは、煌びやかにドレスアップした過去2枚のアルバムとは趣が異なり、空間の多いリズムと歪んだベース音に、官能的でメランコリックな歌を乗せた内容。トリップ・ホップの流れを汲んだ雰囲気がカッコ良く、アフロビート調の“Love Me Gentle”やクラヴィッシュと絡んだ“Benz”あたりには、母ネナ・チェリーの姿が重なったりも。