ミーゴスの元メンバーによる3枚目のソロ・アルバムは自身の本名を冠し、亡き盟友テイクオフに捧げた“Never Let Go”(ジョン・レジェンドが客演)や別れた妻のカーディBに向けた“Move On”、退廃的なライフスタイルを綴った“Pills”など随所でパーソナルな雰囲気の楽曲が目立っている。一方で、ゴスペルとメタルの風味をダークなトラップに交配させた先行曲“Bodies”でのJIDを筆頭に、ガンナやキー・グロック、ティーゾ・タッチダウンら豪華なゲスト勢を招いた多彩なコラボも収録。“Love You Down”ではレディ・フォー・ザ・ワールドの同名曲をポップに引用している。