ラスト・シャドウ・パペッツなどで活躍し、近年のソロではアルバムごとに作風の違う人だが、今回はダン・オーバックと組んでナッシュヴィル録音。思わず笑ってしまうほどマーク・ボラン気取りな“Electric Flower”だけでもわかるように往年のグラム・ロックなどが意識されている。ただ、それをファジーなガレージ作法と結び付けて叩き出す大仰な豪快さが実にうるさくて楽しい!
マイルズ・ケイン(Miles Kane)『Sunlight In The Shadows』マーク・ボラン気取りな一面に思わずニヤリ 往年のグラムロックなど意識した1枚