〈ロッ研〉的関連作品をご紹介!

PETER BLEGVAD, ANDY PARTRIDGE 『Gonwards』 Ape House(2012)

現在のところアンディの最新作は、このピーター・ブレグヴァド(スラップ・ハッピー)との共演盤ですな。カンタベリー一派のなかでもっとも諧謔的なポップ感覚を有する大御所との仕事ゆえ、大人のユーモア漂う快作に仕上がっていますぞ。 *戸部

 

MUTUAL BENEFIT 『Love’s Crushing Diamond』 Soft Eyes(2013)

ボストンのジョーダン・リーという青年によるソロ作です。緻密で洗練されたサウンドと仄かにオリエンタルなメロディー、どこか浮世離れした歌唱――現代版『Skylarking』とでも呼ぶべきインドア・ポップの逸品です! *雑色

 

VAMPIRE WEEKEND 『Modern Vampires Of The City』 XL(2013)

とことんポップなんだけど一筋縄ではいかないクセ者的なサウンドを高らかに鳴らす彼らが、もしも80年代にデビューしていたら〈NYからのXTCへの返答〉と言われていたんじゃないですかね~。それこそトッドと組めばおもしろいかも!?  *雑色 

 

MILES KANE 『Don’t Forget Who You Are』 Columbia(2013)

ラスト・シャドウ・パペッツの活動でも知られるマイルスのソロ2作目だネ! ポール・ウェラーやイアン・ブロウディらと共にアンディもソングライターとして3曲に関与。どれもビートルズ・ライクなパワー・ポップでVery Cool! *杉田

 

TODD RUNDGREN 『Something/Anything?』 Bearsville(1972)

天才メロディーメイカーにもかかわわらず、変態的なまでに音作りにこだわるせいか、商業的な成功とは無縁の元祖オタク職人ですが、本作はポップさを前面に出した名盤。ある意味トッドにとっての『Skylarking』的な一枚でしょう。 *戸部