2025年9月、Perfumeが年内いっぱいの活動をもってコールドスリープ(活動休止)することを発表しました。これを受けタワーレコードはアニバーサリーロゴレシートを全店で発行するなど、3人の応援を続けています。そこで今回は、Perfumeの思い出や彼女たちへの感謝の言葉をPerfumeファンのタワレコスタッフに綴ってもらいました。あなたにとって〈Perfumeと私〉とは? それぞれの思いをお楽しみください。 *Mikiki編集部
三宅 晴(広島店)
私の人生初めてのライブは2012年に開催された〈Perfume 3rd Tour「JPN」〉広島公演でした。当時小学生だった私はこのライブで音楽の楽しさ、素晴らしさに初めて出会うことができました。一生忘れることのない大切な思い出です!!
武田まな(渋谷店)
2012年の〈ROCK IN JAPAN FESTIVAL〉。満員のGRASS STAGEで鮮やかなピンク色の衣装を纏った3人を今でも思い出します。誕生日プレゼントに兄から貰った“Dream Fighter”が大好きだからという何とも軽い気持ちだけで、P.T.A.(Pefumeのファンクラブ名)の先輩に囲まれ、汗だくになりながら最前の塊にいました。
そこで聴いた“FAKE IT”。Perfumeが私の人生に組み込まれた瞬間でした。あ~ちゃんの「踊れ! FAKE IT!」の言葉と共に、鳴り響いたあのイントロ。度肝を抜かれて意識が吹っ飛びそうになりましたが、数m先にのっちとかしゆかが来てくれて、がむしゃらに「のっちぃぃぃぃ!!! ゆかちゃぁぁああん!」と叫んで、何とか戻ってこられたことを覚えてます。
そこからはまさに〈Perfumeと私〉の人生。ことあるごとに「世界で一番可愛い女の子はPerfume」「私の理想の女の子を形にしていったら、Perfumeの3人が出来上がる」と言うほど、ロールモデルのような存在になりました。体育の授業で“ねぇ”を踊りたいと押し通し(無謀でした)、受験の時は“Dream Fighter”で自分を奮い立たせ、初めての一人暮らしでは“ワンルーム・ディスコ”をテーマ曲にしたりして、いつだってPerfumeの曲を傍に置いてきました。ここまで一緒に年を重ねることが出来て嬉しい。私の人生にPerfumeという存在が欠かせないことが心の底から嬉しいです。
だからこそ寂しさは未だに拭えないけれど、これを書いている今も涙がそこまできているけれど、3人が25年かけて残してくれた大切なものたちを、ゆっくりまた一つずつ楽しみながら目覚めを待ちたいと思います。目を開けるその瞬間も、きっと世界で一番可愛いんだろうなぁ。おはようを言えるその日まで、ずっとずっと待ってるよ!
富田純司(広島店)
初めて見た時の、あのライブの感動がまた巡ってくるかもしれない。コールドスリープ発表後、〈ありがとう〉とともに最初に頭に浮かんだ言葉です。
忘れもしない2008年4月27日、〈Perfume First Tour「GAME」〉Zepp Osaka公演の衝撃。あまりにも、わたしの想像の斜め上を行き過ぎて、ただただ茫然とその熱狂を感じていました。そのライブの帰り、〈Perfume〉という存在を今まで知らなかったことに激しく後悔して、P.T.A.に入会しました。
Perfumeを知ることができて、何かが変わったその瞬間からの、見えるもののすべてが刺激的な日々に変わった音楽体験は他にありません。これを更新できるのはチームPerfumeだけ。きっとそういう方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか? だからこんなにもIMAが愛に溢れています。
そしてそんな、人生を変えるようなライブがまたやってくることが楽しみでなりません。女神達の故郷、ここ広島で「Perfumeが好きだ!」と言えることに幸せを感じながら、音源聴いて力をためときます!