ドヴォルザークの交響曲全曲、スメタナの“わが祖国”と、チェコの国民楽派の代表的作品をピリオド楽器で演奏・録音し、目覚ましい成果をあげるチェコの俊英シュトリンツル率いるムジカ・フローレアによる注目のライヴ録音。2曲ともピリオド楽器では世界初録音だろう。ソリストもアマティの楽器にガット弦を張って弾く。優れたピリオド楽器オケの演奏は、戦前のチェコ・フィルの響きを彷彿とさせる、柔らかで眩い色彩感を生み出している。特に現在でも録音の少ないフィビフの交響曲のすばらしさはもっと知られるべきと思うこと必至。