2024年8月にプロジェクトが始動したThe Right Lightは、アミューズにとって13年ぶりのボーイズ・グループだ。デビューして間もないが、グループ名に込められた想いを自分たちなりに解釈しながら、等身大の歩幅で進みはじめている。

 「The Right Lightという名前の通り、笑顔や明るさを届けられるグループになりたいです」(松瀬太虹)。

 「グループ名には〈それぞれの⼈⽣と、その⼀歩先に光を灯したい〉〈誰もが光輝く⽇々を⽣きる権利がある〉という意味が込められているので、僕たちが光となって、応援してくださる方々を照らしていきたいです」(西浦心乃助)。

 Right Light=〈正しい光〉と聞くと堅苦しいが、彼らがめざす光はもっと身近で人懐っこい。等身大の表現で〈どんなアナタも魅力的なんだ〉と全肯定していくのが、The Right Lightのスタイルだ。

 「実は朝が苦手で、間違いもたくさんしてしまうタイプ。でも、そういうところも隠さないことで、〈それでも大丈夫だよ〉と、誰かを肯定できるのではないかなと思っていて」(松瀬)。

 「背伸びしてかっこつけたくなってしまうのも、ある意味ありのままでいいのかなって」(星秀光)。

 「〈かっこいい〉や〈可愛い〉を全力で表現したいよね」(松瀬)。

The Right Light 『One Step』 THERL/アミューズ(2026)

 活動2年目にして彼らは、ありのままで魅せる大切さや全力でパフォーマンスへ臨む美しさを知っている。そんな煌めきを詰め込んだのが、このたびリリースされたファースト・アルバム『One Step』だ。「在持ちうる力をすべてぶつける心意気で臨んだ、まさに〈今〉の僕たちを表した一枚」と西浦はこのアルバムを語る。

 Galileo Galileiの尾崎雄貴が作詞作曲を担当した2曲“YES”と“ライツオン!”では、ポップで爽やかな世界観に、The Right Lightの瑞々しさが溶け合う。“YES”について松瀬は「僕たちらしい自由さやはっちゃけた感じを表現できている。耳に残りますし、振り付けもキャッチーで好きです」と瞳を輝かせた。さらにはアルバム収録の新曲にも注目だ。

 「今作で僕らを象徴しているのは、“Falling”のような気がしていて。The Right Lightとしての変わらない良さはありつつ、新しい色味やニュアンスで表現できたと思います」(西浦)。

 「いちばん好きなのは“Next To Me”。会場の皆さんと一緒に盛り上がれそうですし、シンプルでバンド感のあるサウンドも気に入っています」(木戸啓人)。

 「“The Moment”は、ライヴで特に気持ちが入る曲。とにかく会場の皆さんに伝えようと歌っています」(黒木康正)。

 センチメンタルな鍵盤に真っすぐな想いが響く“Falling”、歯切れのいいギター・カッティングが印象的な“Next To Me”、前進感のあるトラックにメンバーの決意が刻まれる“The Moment”……。そんなアルバムの制作を通して、メンバーは成長を実感しているらしい。

 「昔はひとつの〈明るい〉しか表現できなかったけど、いまではいろんな明るさを表現できるようになりました」(松瀬)。

 「自分たちで各曲について〈どんな曲なのか〉を話し合うようになって、表現力が広がったように思います」(黒木)。

 研修生や練習生を経験せず無垢な状態で始まった彼らが、少しずつ表現者として磨かれてきている。そんなThe Right Lightは、どんな未来を描いているのだろうか。

 「7月から始まる〈1st LIVE TOUR One Step〉は、僕たちにとって初めてのツアー。ひとつひとつのライヴをかけがえのない空間にしたいです」(ショーン旺)。

 「将来的には、いろんな人の日常に僕らがいる景色を作りたい。誰もが好きになれる楽曲や人間性で、国民的なグループになりたいですね」(松瀬)。

 


The Right Light
松瀬太虹、西浦心乃助、黒木康正、星秀光、木戸啓人、ショーン旺から成る平均年齢17歳の6人組ボーイズ・グループ。2025年3月に雑誌「MYOJO」での連載をスタートし、グループ名は読者投票によって決定された。2025年11月に配信シングル“YES”でデビュー。今年3月の“ライツオン!”、5月の“Crush On You“と配信での楽曲発表を経て、このたびファースト・アルバム『One Step』(THERL/アミューズ)をリリースしたばかり。