約7年半ぶりとなるスタジオ・アルバム。パンデミックの混乱や、AIの登場による創作文化の激変などを背景に、孤独や混乱の先にある〈調和〉を描いたという今作は、無邪気な子どもたちの声が交じるトイエレクトロニカ“Note of Mothership”に始まり、ムーングロウズの名曲に日本語詞をのせた“Sincerely”、やさしく揺れるエレクトロ・アコースティック“Happy Holiday”、リストの楽章を心地よくハミングする“Humming "Dream of Love"”など、10曲で26分というつつましく穏やかな時の流れ。とてもパーソナルな作品でありながらも普遍的。眠りの前に包まれていたいと思う優しい音楽。