NO MUSIC, NO LIFE.30周年を記念した新ライブシリーズ〈UNFRAMED〉
1996年にタワーレコードのコーポレートボイス(広告キャンペーン)として誕生した〈NO MUSIC, NO LIFE.〉。今や音楽を愛する人たちの合言葉のように浸透しているこの言葉が生まれてから、今年で30周年を迎えた。これを記念して、〈TOWER RECORDS “NO MUSIC, NO LIFE.” presents UNFRAMED — 30th Anniversary Live Series —〉と題したライブシリーズが2026年10月よりスタートする。
日夜〈音楽のある暮らしの豊かさ〉を発信し続けているタワーレコードが、〈UNFRAMED〉というテーマを掲げて開催するこのライブシリーズでは、ロック、ポップス、R&B、ヒップホップなど、各公演であらゆる〈枠〉を越えた特別なステージが繰り広げられる。本稿では〈UNFRAMED〉の記念すべき初日、10月4日(日)のZepp Sapporo公演に出演する4組のアーティストを紹介していく。
今後の日本のポップ/ロックシーンをリードしていくAoooとOddRe:
まず紹介するのは、石野理子(ボーカル)、すりぃ(ギター)、やまもとひかる(ベース)、ツミキ(ドラムス)からなる4人組バンドAooo。石野はかつて赤い公園でボーカルを担当し、やまもとはこれまでYOASOBIやももいろクローバーZらのライブでサポートを務め、すりぃとツミキは共にボカロPとして数多くのヒット曲を手がけるなど、4人それぞれが確かな実績と実力を持ち合わせている。2023年の結成から現在までに『Aooo』(2024年)、『Rooom』(2026年)と2枚のフルアルバムをリリースし、ライブにおいては東京ガーデンシアターでの単独公演を成功させるなど快進撃を続けている。
そんなAoooのライブの特徴は〈4人全員が主役〉であるということ。それを特に感じるのが、“BAQN”や“Yankeee”といったライブの勢いを加速させるアップチューンで、4人それぞれのスキルフルな姿が見られると同時に、Aoooならではの一体感と先鋭性も感じることができる。誰か1人が前に出るのではなく、4人全員に等しくスポットライトが当たるステージこそがAoooの強みと言えるだろう。
筆者は今年のフジロックで彼らのステージを目撃したが、耳の肥えたフジロッカーたちを前にいっさい臆せず、ポップかつエッジーなパフォーマンスでRED MARQUEEのオーディエンスを大いに沸かせていた。今回もライブハウス規模でのステージとなるため、活き活きとした4人による〈全員主役〉の熱いライブを見せてくれるに違いない。
今年2月にポニーキャニオンのIRORI RecordsからメジャーデビューしたOddRe:も、現在ライブシーンを中心に支持を広げている3ピースバンドだ。AirA(ボーカル)、ユウキ サダ(ベース/ボーカル)、SOI ANFIVER(ギター/コンポーザー/トラックメイカー)が生み出す多様な楽曲は、音源以上にライブでこそ真価を発揮する。
個人的にも〈2026年注目の新人邦楽アーティスト〉の1組に選出させてもらったが、その後、彼らのライブを直接見て、想像以上にロックバンド然としたオーラを纏っていたこと、さらにミドルチューンやバラードにおける〈聴かせる〉表現に長けていたことにも心底驚いた。例えば、前者は“東京ゴッドストリートボーイズ”のようなキラーチューンで、後者は最新シングルの“黄泉還”などで顕著だったが、これらOddRe:のストロングポイントと言える部分は間違いなくライブでしか感じられないものだ。
ファンク、ガレージロック、グラムロック、ブルース、ヒップホップと各ジャンルの旨みを引き出すSOIの多彩なトラックメイク、AirAとサダのツインボーカルの妙など、掘れば掘るほど底知れないポテンシャルに驚愕するバンド、それがOddRe:だ。他のバンド目当てのオーディエンスも巻き込んで会場全体を踊らせる、OddRe:ならではの一撃必殺なステージをぜひとも体感してほしい。
独特な世界観で魅了する名誉伝説、ライブシーンで急成長中のメリクレット
人懐っこい歌声が特徴のこたに(ボーカル)、一度聴いたらクセになるポップスを量産するけっさく(ギター)からなる名誉伝説は、先に紹介した2組のバンドとは少し毛色が異なる。Spotifyがその年に躍進を期待する次世代アーティストを選出する〈RADAR: Early Noise 2026〉の1組に選ばれ、10月28日(水)には1stアルバム『OK集』のリリースも控える名誉伝説のライブの魅力は、その独特な楽曲世界を丁寧に再現する点にある。
彼らの名が一躍広まった“ルビを振れ”や“プロポーズ文句”など意外な視点で綴られるユニークな歌詞、そうした特殊なリリックを優しく包み込むキャッチーなメロディ、曲によってはラテンやレゲエの要素も加えたアレンジ――名誉伝説が緻密に創り上げた曲の世界観は、ライブだと一層生々しく感じられるのだ。音源の再現性の高さは当然として、グルーヴやアンサンブルによって得られるライブならではの熱にも注目してもらいたい。
1stアルバムにも収録される“トランスファー”が現在台湾や韓国にてバイラルヒットしていたりと、名誉伝説を取り巻く環境は今後大きく変化していくだろう。ライブハウス規模で彼らのパフォーマンスを見たことを、この先、貴重な体験として語り継ぐことになるかもしれない。
最後に、今回の札幌公演でオープニングアクトを務めるメリクレットを紹介しよう。ちぺ(ボーカル/ギター)、レニア(ギター)、斗輝(ベース)、Meg(ドラムス、現在は活動休止中)の4人で2019年に結成されたメリクレットの音楽は、J-POPの王道を行くような耳馴染みのいいポップスを軸に、RADWIMPSなどを想起させる展開の激しいロックチューンからボカロチックなナンバーまで非常にバラエティに富んでいる。
今年2月にリリースされた1stミニアルバム『1ヨクトの眠り姫』の収録曲“メリーバッドエンド”をはじめ、キメの多いソリッドな曲ではレニアのボカロPとしての経験が存分に活かされている。一方、9月9日に配信されたばかりの最新シングル“Strawberry Drops”では、スキマスイッチやLittle Glee Monsterなどを聴いてきたというちぺのポップセンスが光る。これらの楽曲をライブの音圧で浴びれば、きっとメリクレットの幅広い音楽性をリアルに実感できるはずだ。
Spotify O-WESTでのワンマンも成功させ、〈JOIN ALIVE〉への出演を果たすなどライブシーンでも急成長を遂げているメリクレット。地元札幌で開催される〈UNFRAMED〉の幕開けを担うとあって、他3組を目当てに訪れたリスナーの心にも深く刺さるであろう渾身のパフォーマンスに期待だ。
LIVE INFORMATION
TOWER RECORDS “NO MUSIC, NO LIFE.” presents UNFRAMED
— 30th Anniversary Live Series —
2026年10月4日(日)北海道・札幌 Zepp Sapporo
開場/開演:15:30/16:30
■出演者
Aooo/OddRe:/名誉伝説/メリクレット(O.A.)
■チケット料金(税込)
1F全自由(整理番号付き):5,500円
2F指定席:6,500円(税込) ※SOLD OUT
※ドリンク代別
※6歳以上有料
■チケット発売
一般発売(チケットぴあ/イープラス/ローチケ) ※先着
チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/unframed/
イープラス:https://eplus.jp/unframed/
ローチケ:https://l-tike.com/unframed/
2026年11月13日(金)愛知・名古屋 Zepp Nagoya
出演者:後日発表
2026年11月20日(金)福岡 Zepp Fukuoka
出演者:後日発表
2027年1月24日(日)大阪・桜島 Zepp Osaka Bayside
出演者:後日発表
2027年2月21日(日)東京・羽田 Zepp Haneda (TOKYO)
出演者:後日発表
※札幌以外の公演については、後日詳細を発表します
問い合わせ:ライブインフォメーション 0570-017-230(平日12:00~15:00)
主催:タワーレコード株式会社
制作・運営:ぴあライブクリエイティブ株式会社
〈UNFRAMED〉特設ページ:https://nomusicnolife.jp/special/unframed2026/
PROFILE: Aooo
元・赤い公園のボーカルで、ソロアーティストとして活動する石野理子(ボーカル)、“エゴロック”“テレキャスタービーボーイ”など4桁万回再生越えのボカロ曲を複数持ち、本人歌唱のライブでは各地のフェスで入場規制を連発するすりぃ(ギター)、YOASOBIやももいろクローバーZなどのサポートを務め、〈コーチェラ・フェスティバル〉や東京ドームといった大舞台の経験も豊富な新世代女性ベーシスト・やまもとひかる(ベース)、“フォニイ”や“トウキョウ・シャンディ・ランデヴ”(MAISONdes)、“ビビデバ”(星街すいせい)など数多くのヒット曲を手がけるツミキ(ドラムス)という、それぞれが確固たる実績を持つ4人によるロックバンド。日本テレビ系「バズリズム02」の〈今年コレがバズるぞ! 2025〉では2位に選出され、テレビ朝日系「EIGHT-JAM」の〈プロが選ぶ2024年のマイベスト10曲〉では蔦谷好位置より“サラダボウル”が3位に選出された。2025年12月開催の東京ガーデンシアターでのワンマンライブ〈Aooo Special Live 2025 “Bazoooka”〉はチケットが即完売するなど、ブレイクの筆頭候補として熱い注目を浴びている。
PROFILE: OddRe:
AirA(ボーカル)、ユウキ サダ(ベース/ボーカル)、SOI ANFIVER(ギター/作曲/トラックメイク)による3ピースバンド。類いまれな作曲センスを持つトラックメイカー/ギタリストのSOI ANFIVERを中心に、独自の存在感を放つベース/ボーカルのユウキ サダ、そして圧倒的な表現力を備えたボーカリストのAirAで結成。ブルースロック、ファンクディスコ、 ヒップホップ、ハウスなど国外のサウンドをベースに、J-ROCKやボーカロイドなど国内のメロディアスかつ変幻⾃在なサウンド構成が融合し、ロックバンドの新世代を定義する。三者それぞれが異彩を放つ、 変わり者たち(Odd)が令和へ鳴らすその返信(Re:)を〈踊れ〉。
PROFILE: 名誉伝説
こたに(ボーカル)の儚くも温かい唯一無二の歌声と、けっさく(ギター)が手がけるポップでコミカルなライフミュージックが魅力の2人組、グッドミュージック製造バンド=名誉伝説。Spotify〈RADAR:Early Noise 2026〉に選出され、月間リスナーは30万人を突破。テレビ朝日系「EIGHT-JAM」では計3回紹介・出演を果たす。東京キネマ倶楽部で開催された初のワンマンショーは、大阪の追加公演ともにチケットが即完売。春から夏にかけて大型フェスへの出演も果たし、音楽シーンで確かな存在感を放つ。2026年10月にはユニバーサル ミュージックからのメジャーデビューを控え、より広い世界へと音楽を届けていく、いま必ず目撃しておきたい新たな才能!
PROFILE: メリクレット
〈涙伝う日常に、奏でる藍の逆さ傘を。〉をコンセプトに活動する、北海道・札幌発の男女混合ポップロックバンド。J-POPの影響を受けるちぺ(ボーカル/ギター)と、ボカロPとしても活動していたレニア(ギター)を中心に、ロック、ポップス、シティポップ、エレクトロなど多彩な音楽性を融合した楽曲を制作。文学作品とのコラボレーションやイベント・テレビ番組とのタイアップなど、その表現の幅を広げ続けている。2025年にはAIR-G’ FM北海道「FM ROCK KIDS」のパーソナリティを担当し、“サテライトスタジオ”がAIR-G’ FM〈POWER PLAY〉、STVラジオ〈今月の推薦曲〉、HBCラジオ〈5月の推薦曲〉に選出された。同年には札幌cube gardenでのワンマンライブ、Spotify O-WESTでの初の東京ワンマンライブを成功させ、大型フェス〈JOIN ALIVE〉(O.A.出演)や〈イナズマロック フェス〉への初出演も果たした。2026年には1stミニアルバム『1ヨクトの眠り姫』をリリースし、初の全国対バンツアー〈夢五夜、雪のほとり〉を開催。さらに大和ハウスプレミストドームで開催されたイベント〈SAPPORO MUSIC EXPERIENCE 2026〉へのO.A.出演や、〈JOIN ALIVE 2026〉への本出演、Date fm(エフエム仙台)でのレギュラー番組「SESSION! ~メリクレット EDITION~」がスタートするなど、ライブとメディアの両軸で活動の幅を拡大している。2026年秋にはキャリア最大規模となる全国ツアー〈薄明のシロップ〉の開催も決定。北海道から全国へと着実に存在感を広げる、いま注目のポップロックバンド。
■〈NO MUSIC, NO LIFE.〉公式サイト・SNS

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