エレクトロ・バンド、バタントの元ヴォーカリストであるクロエのソロ・デビュー作は、バンド時代も交流のあったイヴァン・スマッグがエグゼクティヴ・プロデューサーとして鎮座し、ゴスパンクエクスペリメンタルが交わるヒネリの効いたシンセ・ポップを生成。DJクロエ(主役のクロエとは別人)との呪術エレクトロ“A Ticket”、ミカチュー風の不協和音ポップス“My Friend D”など、キレ者っぷりは豪快。