インタビュー

Faint*Star “フィルム! フィルム! フィルム!”―ガールズ・ポップの概念を新しくするふたつの星!

【ZOKKON OF THE YEAR 14 to 15】Pt.6

Faint*Star “フィルム! フィルム! フィルム!”―ガールズ・ポップの概念を新しくするふたつの星!

 オンナのコ以上レディー未満、ラヴリーにもクールにも振れるチャーミングな2人――HINAYURIAによるハイカラでビューティフルなガールズ・ユニット、Faint*Star。昨年夏にシングル“koboreteshimattamizunoyouni”でデビューした彼女たちのキャリアも、始動を告げるティーザー公開からカウントすれば早1年余りとなりました。

YURIA「デビューした途端、ライヴがたくさん増えましたね」

HINA「うん、10月は毎週やってました。〈Tokyo Sound Collection〉っていう自分たち主催のイヴェントも始められるようになって、それも嬉しかったし」

YURIA「いろんなところでやりましたけど、私は野外が気持ち良かった。広い場所だとのびのび歌えるみたいで」

HINA「インストアとかはお客さんの顔がよく見えるので緊張しちゃうんですけど、野外とか広い場所だと、緊張がほぐれていくのが歌いながらわかるんです」

YURIA「もう、この一年は楽しい思い出しかないよね。11月に九十九里でPV撮影したときは寒かったけど(笑)」

 といった感じで〈第1章〉を記してきた彼女たちですが、新年を迎えてさっそく新章の幕開け。このたびニュー・シングル“フィルム! フィルム! フィルム!”を届けてくれました!

Faint*Star フィルム! フィルム! フィルム! Faint Star Tokyo(2015)

HINA「デモをいただいたときに、前作とはちょっと違うなって思いました。明るい感じというか、なんか懐かしい感じもして。メロディーがすぅっと入って来たので、これは早く歌いたいなって思いましたね。PVではビートルに乗って海に出かけるんですけど(11月に九十九里で、っていうのがコレ)、そういう爽やかなイメージが曲を聴いたときから浮かんでました」

YURIA「等身大な感じがします。素で歌える曲というか、ただ明るいだけじゃなくて、そのなかにも切なかったりオトナっぽい部分があったり……けっこう私好みの曲です(笑)。ジャケットの雰囲気も前作より柔らかい印象だし、違ったFaint*Starを感じてもらえるかなって思います」

 カップリングには「今回いちばん色っぽい曲かもしれない。キラキラしてるし、歌のなかの女性像が私たちの実年齢より上に設定されてる感じだから、素敵なレディーに近づければいいなあって思いながら歌ってます」(YURIA)というバブリーな匂いを漂わせたアーバンなダンス・ポップ“エレクトロニックフラッシュ”、作詞に仮谷せいらを迎えた「自分も、ちょっと前だったらリアルにわかるなっていう歌詞なので、こっちは実年齢より若いかな。音もバキバキだし」(HINA)というエレクトロ仕立ての“メナイ”、「可愛らしい感じの曲なので、ウキウキしながら歌える」という軽やかなファンク・ナンバー“Tip Tap”を収録。

YURIA「今回もいろんな色が楽しめる作品、聴いていていろんな感情が芽生える作品になりましたね。自分でも〈また聴きたい!〉って思います」

HINA「自分が歌ってるっていうことを考えずに、客観的に良い曲だなあって聴けちゃうんです」

 新章突入を告げるに相応しいどころじゃなく、今回も良い音、良い曲だけを詰め込んで作品を届けてくれたFaint*Star。agehaspringsのプロデュースによるハイセンスなサウンドと2人のパフォーマンス、ヴィジュアル、キャラクターとの調和によって生まれるポップでイマジナティヴな風景――彼女たちの見せていくそれが、ガールズ・ポップの新しいパラダイムとしてこれからさらに存在感を示していくであろうことを確信させてくれる一枚と言えそうなだけに、2人が抱く夢もさらに膨らむところ!

HINA「今年はアルバムを出せたらいいなあ」

YURIA「うん、それは自分でも早く聴きたい! あとはワンマン・ライヴやりたいね」

HINA「そうだね。その2つを達成して、その続きが見たい(笑)。前のグループはそこで散開しちゃってたりするので(笑)」

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