『春に葬られた光』で知られるローラ・カジシュキー原作によるグレッグ・アラキ監督新作『White Bird in a Blizzard』はシャイリーン・ウッドリー主演という点も注目される2014年発表された作品。母親役にはエヴァ・グリーンが起用されている。音楽はコクトー・ツインのギタリスト、ロビン・ガスリーと、イーノオブスキュアからもリリースしていたアンビエント界の巨匠ピアニストハロルド・バッドによるもの。その両者の静謐でアンビエントなサウンドスケープが映画本編にささやかに彩りを添えている。