〈そんなん昔からやってるし!〉系の人は世界中にいるだろうが、パリで20年近く活動しているというこのシンガーも、昨今の流行に触発されてディスコファンクのモダナイズに改めて挑む一人。後見するB・トンプソンの作品と同じく、タッチ・ファンクロボット・ジュニアらフレンチの名匠がトークボックスも交えて80sのパーティー作法を軽やかに披露してくれる。モロなダフト・ファンクからG系まで期待を裏切らないはず。