ジョン・レノンが、面識もない新人ミュージシャンに書いた直筆の手紙が数十年後に本人に届いた、という夢のような実話がアル・パチーノ主演で映画化。「Dearダニー 君へのうた」は9月5日(土)から全国ロードショー。現在予告動画が公開されている。
スターとしての絶頂期を過ぎ、往年のヒット曲さえ歌っていればハデな生活は続けられたが、どこか空しい日々を送るダニー。そんな彼に、ジョン・レノンからの手紙が届く。43年前、駆け出しの頃のダニーに書かれた手紙を、マネージャーが見つけたのだ。そこには、富や名声に惑わされず、音楽への愛情を持ち続けることの大切さが優しく綴られていた。もし、あの頃この手紙を読んでいたら。いや、間に合うかもしれない、今なら――ダニーはツアーをキャンセル、顔も見たことのない息子に会いに旅立つ。 滞在先のホテルのマネージャーは機転のきく魅力的な女性で、新曲のアイデアも湧き、新たな人生の幸先は絶好調だった。予想通り息子には激しく拒絶されるが、気立ての良い妻と可愛い孫娘を味方につけ、懸命に愛情を捧げるダニー。しかし、心を開きかけた息子は深刻な病にかかっていた。二度とこの手を離さない、と決めたダニーの思いがけない行動とは――?
主演のアル・パチーノは今作で初のミュージシャン役に挑んだ。監督は「塔の上のラプンツェル」「カーズ」の脚本で高く評価されたダン・フォーゲルマン。さらに劇中ではジョンが歌うオリジナル・マスターを使用。そして今回ついに日本公開となる。
タワーレコードのフリーマガジン・intoxicateでは、8月28日(金)に角川試写室で「Dearダニー 君へのうた」の特別試写会を実施。この催しに25組50名さまをご招待します。詳細はMikiki内の〈イントキブログ〉にてご確認を。
映画「Dearダニー 君へのうた」
音楽共同監修:ジュリアンヌ・ジョーダン/ジュリア・ミシェルズ/マット・サリヴァン
音楽製作:ドン・ウォズ
出演:アル・パチーノ/アネット・ベニング/ボビー・カナベイル/ジェニファー・ガーナー/クリストファー・プラマー/カタリーナ・キャス/ジゼル・アイゼンバーグ/メリッサ・ブノワ/ジョシュ・ペック/他
配給:KADOKAWA(2015年 アメリカ 107分)