ピーセス・オブ・ア・ドリームのリードを経て、近年はハウス人脈とも絡むボルティモアの歌姫によるオリジナル・ソロ4作目。今作もフュージョン経由のソウルを力強く開放感のあるソプラノ声で真っ直ぐに歌い上げた好盤で、ウェブスター・ルイスメリー・クレイトンの80年曲カヴァー“Emotion”がすんなり馴染むオーガニックな仕上がりだ。フランク・マッコムとのデュエット“My Good Day”も期待通りの滑らかな快演。