トム・ヨーククリス・マーティンをも虜にするNYの3人組が放った新作は、ナイジェル・ゴドリッチの手掛けた前作から一転、セルフ・プロデュースによって作られた。クラウトロックっぽいリフレインと繊細な電子音のレイヤーは、ディープかつ複雑でありながら、心地良いサラッと感も装備。ドナルド・フェイゲンがインディー・シーンに接近したら、きっとこんな感じ!? コレ、決して誇張しているわけじゃないよ。