歌心があって音作りのセンスも抜群。エレクトロニカなアレンジが施されていようとも、真ん中にあるのはメロディーをしっかり聴かせるR&B的なヴォーカルである。ワシントンDCの男性歌手/マルチ楽器奏者による初のソロ作。ゴティエのヒット曲を手掛けたフランソワ・テータがプロデュースを担当しただけあって、弦を用いてのクラシック音楽的な装飾も上手い。表題通りエロスを漂わせた歌がジワジワ効いてくる。