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〈Hummingbird〉

BRADIO

〈日常に彩りを加えるエンターテインメント〉をコンセプトにした4人組。各々のメンバー・カラーを持つお揃いのスーツが目印で、SCOOBIE DOを一層賑やかにしたような心躍るロックンロール・サウンドと、アフロ風ヘアのフロントマン・真行寺貴秋のファルセットを駆使した存在感ありまくりのヴォーカルが狂騒を巻き起こすライヴ・パフォーマンスは必見だ! 海辺のステージがダンスフロアに変わる瞬間は見ものでしょう。 *Mikiki

2015年作『POWER OF LIFE』収録曲“FUNKASISTA”のパフォーマンス映像

 

沖仁 con 大儀見元(元仁)

日本を代表するフラメンコ・ギタリストの沖仁と、自身のバンド・SALSA SWINGOZAでの活動やdCprGをはじめ数々のセッションへの参加など幅広いジャンルで活躍するパーカッショニストの大儀見元によるユニット、元仁が10年ぶりに復活。前日に出演するロドガブをも超えるスリリングな2人の掛け合い、優雅かつアグレッシヴ&エモーショナルな演奏……観る前からワクワクが止まらない! 世界レヴェルのパフォーマンスが堪能できる貴重な機会を見逃さないで!! *Mikiki

沖仁の2010年のパフォーマンス映像

 

大儀見元の2008年のパフォーマンス映像

 

NakamuraEmi

2007年より活動する厚木市出身の女性シンガーソングライター。現在入手困難となっている3枚のEPを引っ提げ着実にファンを増やしていき、今年メジャー・デビュー作『NIPPONNO ONNNAWO UTAU BEST』を発表した。アルバム収録曲“YAMABIKO”に特徴的なギター・カッティングに乗せた畳み掛けるようなヴォーカルは、ヒップホップからの影響を多分に感じさせつつも実に独特なもの。また、抜群のメロディー・センスを持ち合わせているだけに、〈GREENROOM〉では弾き語りにも期待! *Mikiki

2016年作『NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST』収録曲“YAMABIKO”

 

PES

今年はRIP SLYMEで出演しつつ、ソロとしてもステージに立ち……と大活躍なPES。本隊のRIPだけでなく外仕事も多く手掛けており、2012年にリリースしたソロ・アルバムではエレクトロやブレイクビーツ、スカなどを採り入れながらも、アコースティック・ギターが似合う風通しの良いシンガー・ソングライター作だった。今回は彼の優れたソングライティングと、人懐っこいヴォーカルを思う存分味わえるステージになりそう。 *鬼頭

2012年のシングル“シーサイドラバーズ”

 

Michael Kaneko

南カリフォルニア育ちで、葉山在住のシンガー・ソングライター、Michael Kaneko。2013年からライヴ活動に本腰を入れ、2014年には〈GREENROOM〉主催のフェス〈OCEAN PEOPLES〉にも出演した。また同年、制作のすべてをひとりで行った『SOUNDS FROM THE DEN』をリリース。さまざまなTVCMに起用されている彼の歌声は、一度聴いたら忘れられなくなるほど魅力的なものだ。スウィート&ビターで、程良くかすれ、何かこう物思いに耽りたくなるような成分がある。初出演となる〈GREENROOM〉でも多くの聴衆を魅了するに違いない。 *内本

2015年のパフォーマンス映像

 

〈Gallery Stage〉

OMAR

90年代より第一線で活躍するUKアーバン・ソウルの重鎮が、約10年ぶりに日本の地を踏む。もともとオーケストラの打楽器奏者であり、ギルドホール音楽院でも学んだアカデミックな才能の持ち主だが、レゲエ/ラガマフィンやヒップホップ、ジャズといったさまざまな音楽的要素を擁するサウンドとグルーヴ感たっぷりの歌声に、エリカ・バドゥらミュージシャンの支持も厚い。ステージにおけるそのカリスマ性はいまもなお健在で、ディアンジェロにヤラれた人にはオススメだ。ぜひ生で体感してほしい! *上野

2015年のパフォーマンス映像

 

DUBFORCE

昨年、UAのプロデュースなどで知られる朝本浩文の療養に伴うチャリティー・コンサートを機に誕生したダブ・バンド。DUB MASTER X屋敷豪太増井朗人といった日本ダブ史の偉大なる先駆であるMUTE BEATのオリジナル・メンバーを中心に、WATUSIエマーソン北村巽朗會田茂一といった強力なプレイヤーが一挙集結した。強靭でストイックなビートと、マッシヴに増幅された残響音が聴き手の身体も魂も震わせる。ゲスト・ヴォーカルの登場も密かに期待! *鬼頭

2015年のパフォーマンス映像

 

bird

これまで〈GREENROOM〉に多数出演してきたbirdが、今回は冨田ラボをバンマス兼キーボードに迎え、フル・バンド編成で最新アルバム『Lush』を再現する。現代のジャズ・ドラムに刺激された冨田のサウンドメイクと、複雑なトラックを軽やかに歌いこなすbirdのヴォーカルが一体となった同作及び再現ライヴのヤバさは、先に公開したインタヴュー記事ライヴ・レポートでよくわかるはず。この画期的なチャレンジにインスピレーションを与えた、ハイエイタス・カイヨーテと同日に出演するのも嬉しい巡り合わせだ。 *Mikiki

2015年作『Lush』収録曲“Lush”

 

Mikikiで掲載したbirdの記事はこちら!

★birdと冨田ラボが新章突入! リズムへの好奇心&ポップスの哲学が凝縮した新作『Lush』を語るロング・インタヴュー

★冨田ラボ監修、bird〈“Lush”Live!〉 現代ジャズのリスム採り入れたアルバムを生演奏に置き換えた刺激的な一夜をレポ

 

D.A.N. 

先日リリースした完璧すぎるファースト・アルバム『D.A.N.』で2016年の顔となった、東京インディー・シーンの急先鋒。テクノやハウス、インディーR&Bなどクラブ・ミュージックの方法論をバンド・サウンドに援用し、フィッシュマンズにも通じる夜にたゆたうメランコリーと共に奏でてみせる。さらに、サポートの小林うてなを交えた4人編成のライヴも折り紙つき。青い炎のようにゆらめきながら昂揚する新世代のグルーヴは、〈GREENROOM〉の開放的なロケーションとも相性バッチリのはずだ。 *Mikiki

2016年作『D.A.N.』収録曲“Zidane”

 

Mikikiで掲載したD.A.N.インタヴューはこちら!

★D.A.N.が提示する、空虚な時代のグルーヴとロマンティシズム―ディープな探求心で練磨された93年生まれの金字塔を語る

 

シシド・カフカ

昨年は斉藤和義甲本ヒロトらとコラボを実現し、モデルや女優業でも活躍の幅を広げる美しき才媛。しなやかな肢体から繰り出されるドラミングと、ユニークな言語感覚に貫かれたヴォーカルはインパクト絶大だが、ロックはもちろん歌謡曲やエレクトロ、そして南米で培ったサルサの影響も色濃いサウンドは、ロドリーゴ・イ・ガブリエーラなどにも匹敵する!? 4月27日には待望のニュー・アルバム『トリドリ』をリリースし、同作を引っ提げた全国ツアー真っ只中での出演とあって、脂の乗り切ったパフォーマンスを見せてくれるはずだ。 *上野

2016年作『トリドリ』収録曲“朝までsugar me”

 

〈Paradise Ship〉〈Port Stage〉

新しく〈Port Stage〉が仲間入りしたDJステージに登場するアクトをまとめて紹介!

国内外のフェスやビッグ・パーティーに引っぱりだこのFPMことTomoyuki Tanakaは、ハウスを軸にした華やかなプレイで会場を間違いなく楽しませてくれるはず。DJ SARASAもまたワールドワイドな活躍を見せる気鋭のアクトで、オーセンティックなヒップホップやディスコからハイテンションなEDMまでを使いこなす彼女が会場をどう演出するのかに期待したい。また、今回グループでも出演するRIP SLYMEから2名がDJで登場。ドラムンベースもゲットー・ビーツも混ぜ込むカラフルなミックスを届けるDJ FUMIYAと、テクノを中心にしたアッパーなプレイでMCとは違った顔を見せるDJ ususことSUだ。どちらもフェス級の大きな盛り上がりを生み出してくれるに違いない。

FPM(Fantastic Plastic Machine)の2009年作『FPM』収録曲“Without You”

 

そして、クラブ・ジャズ界を牽引し続けるライナー・トゥルービーが約9年ぶりに来日し出演を果たすことも特筆したい。彼が操るディープかつ美しいサウンドで心地良く身体を揺らしたいものだ。また国内のハウス~クロスオーヴァー・シーンのトップランナーであるDJ KAWASAKIは、自身の楽曲にも通じるエレガントなグルーヴを堪能させてくれるだろう。さらにオルタナティヴなニュー・ディスコを志向するマックス・エッサの名前に親指を立てたダンス・ミュージック・フリークも多いのでは。ロケーションに合わせてバレアリックな選曲で楽しませてくれるのではないかと予想するが、果たして? *澤田

ライナー・トゥルービーの2014年のパフォーマンス映像

 


〈GREENROOM FESTIVAL'16〉
日時・会場:5月21日(土)、22日(日)神奈川県 横浜赤レンガ地区野外特設会場
料金:2日券/17,000円、1日券/9,800円
出演者:
〈1日目〉
ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ/RIP SLYME/サニーデイ・サービスSOIL & "PIMP" SESSIONS在日ファンクLIFE IS GROOVEナタリー・ライズSPECIAL OTHERS/UA/GOMA & The Jungle Rhythm SectionSuchmosブラックトップ・プロジェクトBAGDAD CAFE THE trench townYogee New Wavestoconomanever young beachリッチー・スティーヴンスRickie-G金子ノブアキNabowaSANABAGUN.DJ HASEBEMUROCalmDJ Mitsu the BeatsDJ YOGURTKaoru Inoue
〈2日目〉
チャカ・カーン/ハイエイタス・カイヨーテ/ハナレグミ/Def Tech/THE King ALL STARS/かりゆし98クレイジーケンバンドclammbon/PUSHIM/DIAMANTES/Caravan/BRADIO沖仁 con 大儀見元(元仁)/PES/NakamuraEmi/Michael Kaneko/オマー/bird/DUBFORCEシシド・カフカD.A.N./Tomoyuki Tanaka(FPM)/DJ Fumiya/DJ usus/DJ KAWASAKI/DJ SARASA/ライナー・トゥルービー/マックス・エッサ

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