ワシントンDCの才媛キャロリン・マラカイ、3年ぶり新作はローリン・ヒル思わせる楽曲や凄みあるブルースなどネオ・ソウル軸に幅広い音楽性披露

ワシントンDC出身の才媛からの3年ぶりの新作は、ネオ・ソウルを軸に幅広い音楽性を披露する資質がさらに磨かれている。ローリン・ヒルの某曲風な展開とラップを聴かせる“Sky”、凄みのあるブルース“If You Ever Lay A Hand On Me”、ゴーゴーの父チャック・ブラウン曲を独自解釈した“We Like Money”、清々しいアフロ・ポップ“Primary Color”まで、どれも堂に入ったパフォーマンスと歌いっぷりだ。またも傑作。