UKの兄弟ユニットによる2作目は、デイトンあたりを彷彿とさせるキラキラした音色の“Lover”をはじめ、欧州発の80sリヴァイヴァルの流れを汲んだ内容だ。ディスコ再現に傾倒しすぎないUKソウルアシッド・ジャズ経由のスタイリッシュさが特色で、ボサノヴァフュージョン・テイストな表題曲のマイルドさも良し。クール・ミリオンの諸作にも参加しているローラ・ジャクソンなど、全編にシンガーを配した爽快作。