アンティバラスなどで活動するギタリストのチコ・マンが、バスタード・ジャズのダンス・トラック職人であるキャプテン・プラネットと組んだ作品。持ち前のラテン感覚と洗練されたダンス・ビートで素直に踊らせてくれる。コロンビア~キューバあたりのカリビアン・テイストをNY流で練り直した感じがツボで、シングル・カットされていた“Como Me Miras”なんかはフォルクローレの雰囲気も醸し出していておもしろい。