メンバーの誰かが50歳になると行われてきた〈50祭〉ライヴで、毎回2曲ずつ披露された新曲を完全パック。川西がエレクトロ・ビートに乗ってラップし、手島がプログレに走り、奥田がメタル・ゴッドと化し、EBIが民謡ハード・ロックに挑み、ABEDONが山形弁でマンボを踊る。おフザケ度高めだが、手島の“ゴジュから男”、ABEDONの“50/50”など素通りできない佳曲があるので悩ましい。ユニコーン・マジック健在なり。