今年で再始動から10周年、そして川西幸一の生誕60周年。この2年ぶりの新作は、100年後もビリビリ刺激を放っているだろう快作に仕上がっている。スカッと爽やかなサウンドを聴かせるEBI作の“大航海2020”や、ドライヴィンなギターが冴え渡る手島いさむ製の“365歩のマッチョ”など全員が気合いの入った楽曲を持ち寄っているのもポイント。めっぽうエモーショナルな奥田民生作の“55”がとにかくカッコ良くて泣ける。