先日リリースされた、チャン・ギハと顔たちのギタリスト・長谷川陽平さんの著書「大韓ロック探訪記」について、来日中だった長谷川さんと編著者のライター・大石始さんの対談取材をさせてもらいました!

私はお二人共に縁が深く、長谷川さんには数年前にbounceのウェブサイトで連載を持っていただいた縁があり、大石さんはそもそも私がタワーレコードに入社した直後に同じ部署(しかも2人部署!)でお仕事をさせてもらった先輩。このお二人が本を作っているという話は以前から聞いていたので楽しみにしていましたが、実際に読んでみると、これまで知ることがなかった韓国の音楽事情、私が知りたかった大韓ロックのあれこれやかの地のインディー・シーンについて触れられており、想像以上に興味深い一冊でした。そのあたりのことについてワイワイとお話を窺った対談記事は……近日公開! お楽しみに。そういえば長谷川さんには初めて東京でお会いした気が……。昨年韓国でTVのヴェラエティー番組に出演して以来、現地で一躍有名人になった長谷川さん、今年の初めにソウルでチラッとお会いした限りでも、そのヴァイブスは肌で感じられましたよ。韓国でいまいちばんホットな日本人ギタリスト! そんな状況でも変わらず淡々としていらっしゃる長谷川さんが素敵です。

ちなみに取材前日は、チャン・ギハと顔たちのライヴが東京・下北沢GARDENで行われました。顔たちのステージは何度か観ていますが、今回はこれまででいちばん凄かった! バンドのグルーヴ感といい、ギハさんのパフォーマンスといい……。4月にソウルで共演していた在日ファンクのホーン隊の皆さんが1曲参加されていたのですが、それもまたカッコ良くて! 韓国ではこんなに小さいハコで観ることができないバンド、というのもよくわかるスケール感のあるライヴでした。本当にカッコイイんだから!

【参考動画】チャン・ギハと顔たちの2013年のライヴ映像(先日の来日公演はもっと凄かった!)