インタビュー

全曲日本語&満島ひかりらやbirdら参加、MONDO GROSSOが〈カッコつけすぎない時代〉に放つ14年ぶり新作を語る

MONDO GROSSO『何度でも新しく生まれる』

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『何度でも新しく生まれる』に集まった彩り豊かな才能たち

 本文の補足として、ここではヴォーカルやソングライトに参加したアーティストを簡単に紹介しておこう。まず、素晴らしいオープナーの“TIME”で歌うのは、大沢の導きで99年にデビューしたbird。MG曲ではCMソングとしてヒットした“LIFE”(2000年)を歌っていたのも思い出深い。なお、“TIME”を共同コンポーズしたMINMIも“LAVENDER”(2013年)などの大沢プロデュース曲を残している。

 大沢との仕事歴で知られる面々だとUAも重要な名前だろう。大沢による“リズム”(97年)で名高く、MGの“光”(2003年)にも客演していた彼女は、今回ディープ・ハウスの“春はトワに目覚める”にフィーチャー。その作曲に携わった大和田慧は、ヴォーカリストとしても“SOLITARY”に貢献している。他には“late night blue”に迎えられたYUKAも、moumoonの“Bon Appetit”にて大沢プロデュースを経験済み。さらに“ERASER”で歌う二神アンヌはtouch my secretでパンキッシュな音楽性を追求する一方、大沢らとAMPSを結成していた。

 また、今回のMGは作詞家の人選もポイントで、満島ひかりの歌う“ラビリンス”では東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦が詞を担当。INO hidefumiがピアノではなく味のある歌声を提供した“迷子のアストゥルナウタ”は、元BOOMの宮沢和史の作詞……と、言葉にこだわった贅沢さも味わいどころ。齋藤飛鳥(乃木坂46)が起用された“惑星タントラ”は、“応答せよ”にヴォーカリストとしても参加のやくしまるえつこ/ティカ・αが作詞とプロデュースに関与したものだ。なおシンガーではないものの、『MG4』時代から大沢とMGを支えてきたギタリストの田中義人が今回も要所で貢献していることを付記しておこう。 *狛犬

 

 

大沢伸一のプロデュース/リミックス・ワークが聴ける近年の作品を一部紹介。

 

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