30以上もの名義を使い分けるコンパクト総帥ウォルフガング・フォイトの、本名義としては17年ぶりとなる通算5作目。幻想的な霞のなかをシンフォニックなストリングスやドローンが揺らめき、くぐもったビートが淡々と刻まれていく音の世界は、印象的にジャケットを飾っている深い森や、あるいは海の底を彷徨っているような感覚すら聴者に思い起こさせるはず。名門を長きに渡って率いてきた気概をも感じられる逸品だ。
30以上もの名義を使い分けるコンパクト総帥ウォルフガング・フォイトの、本名義としては17年ぶりとなる通算5作目。幻想的な霞のなかをシンフォニックなストリングスやドローンが揺らめき、くぐもったビートが淡々と刻まれていく音の世界は、印象的にジャケットを飾っている深い森や、あるいは海の底を彷徨っているような感覚すら聴者に思い起こさせるはず。名門を長きに渡って率いてきた気概をも感じられる逸品だ。