約1年半ぶりの新作は、全10曲30分弱のコンパクトな作品に。前作がやや内省的な作風だったのに対し、本作は髭ちゃんらしいオルタナ・ポップが満載の一枚で、須藤寿とコテイスイの掛け合いによるアッパー・チューン“ユーは13? 14?”あたりは初期の作風にも近い。それでいて、一時期の切迫感は感じさせず、タイトル通りに肩の力が程よく抜けているので、普段聴きにもバッチリ。これは確かにすげーすげーいいですよ。