鈴木凛としてのタレント業を休止し、MILANO LOAとして音楽活動をスタートさせた女子シンガーが初フル・アルバムを発表した。全曲を担うのは元cafelonの長谷記史によるHIEROPHANT GREEN。トランシーでエレクトロなサウンドをベースとしつつも、そこに今様のアーバンなエッセンスを盛り込み、スタイリッシュなポップスへと仕立てている。杏里を想起させる“BLUE NOTE”などに見られる90sなアプローチも最高だ。