スウェーデンの国民的スターが1年半のスパンで通算5作目を発表。旧知のMNEKが初めて全曲に絡み、トータル32分弱というコンパクトな尺に主役の得意分野をギュッと詰め込んだ印象です。開始2曲のドラムンベースや、続くチアリーダー的な掛け声が勇ましいエレクトロR&Bで序盤からフルスロットル。以降もアクセルを緩めることなく、2016年にデヴィッド・ゲッタと組んだUEFAユーロのテーマ曲を想起させるアンセミックなEDMポップなど、フロア仕様のアゲ曲で畳み掛けます。真夜中の太陽に扮したホットでセクシーな彼女の眩しさたるや。この快楽に抗える人なんていませんよ。
ザラ・ラーソン(Zara Larsson)『Midnight Sun』この快楽に抗える人はいません エレクトロやEDMなどアゲ曲を全速力で畳みかける