これまで作詞する際は仏語を避けてきたという彼女。しかし8年ぶりの新作ではその封印を解き、姉の死や自身のコンプレックスと対峙しています。そんないつになく私的な歌を彩るのは、エド・バンガー所属のセバスチャンが手掛けたダークなディスコ・ポップ。重厚な弦アレンジによって楽曲に気品をプラスしたオーウェン・パレットほか、ダフト・パンクのギ=マニュエルやポール・マッカートニーのサポートも効いています。