3年前にリサーフィス名義で復活作を出したデイヴィッド“ピック”コンリー主導によるサーフィスの新作はゴスペル盤に。前作での相棒ジョン・フィーヴァはゲスト扱いとなり、プリーチと組んだ今作ではクリスチャン系のシンガーも声を挿む。とはいえ、コンリーのフルートを交えた涼やかなアーバン作法は健在。スタイリスティックスやスレイヴなどの名曲フレーズ引用やガラージ路線のダンサブルなアップにも親しみが湧く。