80年代半ばからのシーンを席巻したサーフィスデヴィッド“ピック”コンリーが、ジョン・フィーヴァ(元ブラック・フレイムズ)をリードに据えた新ユニットで初のアルバムを発表。ディスコ期から多くの流行を最前線で調理してきた名匠だけに、良き日々へのオマージュを散りばめつつも現代的なアーバン作法を弁えたアレンジの妙味は流石の一言。スムースな意匠にジョンの童顔めいた歌唱も麗しく映えて、これは文句ナシの傑作だ。