結成からわずか2年で大躍進を遂げた5人組の初フル・アルバム。ステッパーズとディスコを混ぜたようなサマー・チューンで始まり、ブラス・ファンクやソフト・ロックなど、今回もさまざまなサウンドを包括。和気あいあいとした作風を中心にしながら、ストリングスとピアノをバックに切々と歌う“シルエット”が深みも与えている。気分を浮き立たせる言葉の合間に、ユーモアとペーソスを詰めた歌詞も真骨頂だ。