名曲・名作揃いだったバニビのディスコグラフィー
ここまでのシングル3枚や配信曲に書き下ろしも加えた初のアルバム。〈北欧〉という主旨に沿った温かく上質なポップ・ナンバーが並ぶなかに、biceのペンによる“バニラード”も。掟ポルシェ+Dr.USUIのリミックスが強烈!
間にミニ・アルバムも挿んで早くも登場したベスト盤。MGMTのナイスなカヴァー“KIDS”やラテン歌謡の“100万回のSMK”など新曲が良い出来で、ピチカート・ファイヴを歌った先行配信の“東京は夜の七時”もハマっている。
T-Paletteに移って小粋な北欧マナーに原点回帰した2作目で、松倉サオリ、木の子、マユミーヌ、biceら多様な作家が参加。スピッツ“おっぱい”のカヴァーが彼女たちらしいところ。人を喰ったようなアートワークもここから。
活動5周年を迎えての3作目。この時期の躍進を印象づけた代表曲“チョコミントフレーバータイム”を筆頭に、センスの良さと悪ふざけがいい塩梅で同居している。TMGE“世界の終わり”のカヴァーにも驚かされた!
およそ2年ぶりとなったアルバム。カジヒデキ制作の“マスカット・スロープ・ラブ”など、その間の多様な試みをまとめたため雑多さはあるが、曲ごとの質は当然高い。ベルセバのカヴァー“Funny Little Frog”を収録。
メジャー移籍後の通算5作目。ゴリラズをRAM RIDERとカヴァーした“DARE”のほか、松井寛や日高央も新たに名を連ねた布陣で、サウンドの傾向もディスコやユーロなどアッパーなダンス・トラックが増えている。
活動10周年の節目に登場したオールタイム・ベスト。これまでのシングル群に加え、渋谷系テイストを意識した書き下ろしの“時計じかけのワンダーランド”を収め、さらに“東京は夜の七時”の小西康陽リミックスも実現!