イスラエルのシーンが注目を集めるきっかけとなったバターリング・トリオのトラックメイカーであり、ロウ・テープスの主宰者でもある才人のソロ作がストーンズ・スロウから登場。LAビートと共鳴する音像や音響へのこだわりを感じさせるが、何よりドリーミーな聴き心地にとろけてしまう。マインドデザインを迎えた幻想ビートをはじめ、ジャズとヒップホップとエレクトロが完全に溶け合ったチルアウト盤。