〈ネクスト・ハイエイタス・カイヨーテ〉と囁かれ、今年リリースされた最新作『Threesome』も話題となっていたイスラエル発の新世代フューチャー・ソウル・バンド、バターリング・トリオが明日10月20日(金)に東京・渋谷WWWで一夜限りの来日公演を行う。

BUTTERING TRIO Threesome Raw Tapes/rings(2017)

バターリング・トリオはフロントウーマンのKerenDun、ベースのBeno Endler、トラックメイカー/プロデューサーのRejoicerから成る3人組。前述した『Threesome』は通算3作目となり、昨日10月18日に国内盤がリリースされたファースト『Toast』(2013年)&セカンド『Jam』(2014年)を併せた3作すべてイスラエルの気鋭レーベル・Raw Tapesから発表されている(Rejoicerは同レーベル設立メンバーの一人でもある)。R&B~ソウルにジャズ、ビート・ミュージックといった要素をベースに、彼らが活動の拠点とする中東の民族音楽やサイケなムードを融合させたフューチャリスティックなサウンドは、ジャイルス・ピーターソンやスヌープ・ドッグ、ピーナッツ・バター・ウルフといった音楽界の重鎮たちも賞賛を送っているという。

『Threesome』収録曲“Love In Music”のライヴ・テイク
 
Threesome』収録曲“Refugee Song”
 

近年は数々のフェスや〈Boiler Room〉などの舞台も踏んでいる彼らは、今回が初の来日公演。上掲のハイセンスなミュージック・ビデオをはじめYoutube上に存在するどの映像も本当に素晴らしいのだが、今後間違いなく飛躍していくであろう最注目株のパフォーマンスはぜひこのタイミングで生で体感したいところ。記事内の動画を観てピンときた人は迷わず足を運んでみて。

2015年のパフォーマンス映像
 
〈Boiler Room〉での2014年のパフォーマンス映像

 


Live Information
バターリング・トリオ

日時:2017年10月20日(金)
場所:東京・渋谷WWW
開場/開演:18:30/19:30
共演:Arµ-2、MELRAW、tajima hal(DJ)
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