テキサス出身の人気ラッパーによる全米1位を獲得済みの3作目は、これまで同様に旬な客演/制作陣が多数参加というトピックもあるが、フランク・オーシャンが参加した“CAROUSEL”はビッグ・タック、“5% TINT”はリル・キキ(さらなる原曲はグッディ・モブ)の楽曲を各々ベースとし、“CAN’T SAY”ではDJ DMDの曲から引用。さらにチョップ&スクリューの祖=DJスクリューに捧げた“R.I.P. SCREW”では彼の率いたスクリュード・アップ・クリックの故ビッグ・モー曲からも引用しており、地元を中心とする南部ヒップホップへの偏愛ぶりに耳がいく。ドレイクとスウェイ・リーを招いて大ヒット中の“SICKO MODE”では故ビッグ・ホークのラインを用いるだけでなく客演表記にも加え、敬意を表している。