大ヒットしたメトロ・ブーミン、ドレイクとの各コラボ作を挿んでの、約5年ぶりとなるソロ3作目。アーティストとして大きな成功を収める一方で、ビザの問題で米国移民局に逮捕されるという事件も起きており、その影響ゆえか意味深なタイトルが冠され、イントロダクションでは実母が登場して21への想いを語っている。トラヴィス・スコットら豪華ゲスト勢が参加し、メトロ・ブーミンらが制作陣に名を連ねたダークなトラップ・サウンドを中心としながらソウル系のサンプリングやシンガーとの絡みもあり。マライア・ザ・サイエンティストを招いた“dark days”での終幕も見事だ。