約1年半ぶりの新作は、4人体制になって初となるミニ・アルバム。感傷の波が強烈に押し寄せる“スクランブル”など、わかりやすいJ-Popとして機能するキャッチーかつ美麗なメロディーラインはやはり極上だが、全体を通して、言葉もサウンドもどこか張り詰めた空気感が漂う仕上がりに。歩みを止めずに進んでいく意志が綴られた“劣等者の逆襲”や“シンガーソングライター”がとにかく胸に刺さる。