初作『Let's Talk It Over』(79年)の新装リイシューを挿んだ2年ぶりの新作。引き続きトゥルース&ソウル/ダップトーンの腕利きたちがバックを固めつつ、今回はダン・オーバック(ブラック・キーズ)が楽曲提供と演奏に加わったのもポイントか。ヴィンテージ系ももはや特筆すべき音作りではなくなった昨今だが、哀愁を帯びた本家の苦い歌世界はやはり泥の濃さが違う。JJ・ケイルのカヴァー“Magnolia”も大人のビター。
初作『Let's Talk It Over』(79年)の新装リイシューを挿んだ2年ぶりの新作。引き続きトゥルース&ソウル/ダップトーンの腕利きたちがバックを固めつつ、今回はダン・オーバック(ブラック・キーズ)が楽曲提供と演奏に加わったのもポイントか。ヴィンテージ系ももはや特筆すべき音作りではなくなった昨今だが、哀愁を帯びた本家の苦い歌世界はやはり泥の濃さが違う。JJ・ケイルのカヴァー“Magnolia”も大人のビター。