AK-69、そしてSWAYに続いて日本拠点のDef Jam Recordingsからデビューを果たすのは、なんとKANDYTOWNのフロントマンとしても知られるIO。煌びやかなメジャー・デビューの舞台を踏むこととなったが、アルバムの中身はこれまで以上にムーディーかつミニマル、そしてロマンティックな仕上がりに。2種のMVが話題となった“Shawty.”をはじめ、多くを語らぬ彼の美学が反映された充実の内容だ。ゲスト陣にはRyohuやMUDら、いつものKANDYTOWNのメンツのほか、5lackも参加。映像監督やアートディレクターなども務めるIOならではの、シネマティックな仕上がり。新境地で新たなスタンダードを打ち立ててほしいと思わされる、気合の入った一枚だ。