俺たちのラグワゴンが戻ってきた!!と歴の長いファンの間で話題になっている5年ぶりの新作。〈メロコアの良心〉と謳われるジョーイ・ケープの歌心は、もはや不変と言える魅力を湛えているが、おや!?と思わせるのが、リフ、ソロ共に随所でメタルちっくになるギター。懐かしい『Trashed』を思い出すファンもいるようだ。30周年を目前に何かが変わりはじめた? そんなことを期待させるあたりも聴きどころだ。