今年はONE OK ROCKの全米ツアーに帯同したヒューストン発のポップ・ロック・バンドによる3作目。ポスト・フォール・アウト・ボーイ~オール・タイム・ロウの座を狙う注目株で、今作もアウスティン・ナイト(ヴォーカル/ギター)の口ずさみやすいキャッチーなメロディーメイカーぶりが存分に発揮されている。特に鍵盤とクラップ音を用いた“Telephone”はシンガロング必至な無類のパーティー・チューン。他にもヒップホップ、ダンス・ロック、R&Bのテイストも柔軟に取り込み、自身のサウンドに昇華。アコギを導入した“Never Bloom Again”では心温まるオーガニックなアプローチでも惹き付ける。いい意味でバンドのフォーマットに囚われず、貪欲にポピュラリティーを追求した良質な曲の並ぶ一枚だ。