フィンランドのアカペラグループ、ラヤトンは結成20年を超える実力派ながら2015年の来日の際に初めて国内盤アルバムがリリースされたくらいで日本での認知度はまだまだですが是非聴いていただきたいグループ。今回4年ぶりのアルバム“歌の国からの招待状”はフィンランドの民謡的な曲やシベリウスのようなクラシック作品、スティングやジョン・レノンまでジャンルにこだわらないレパートリーを楽器の伴奏を極力控えた縦横無尽のアンサンブルで聴かせます。現在入手可能のアルバムが少なく、オーケストラと共演したABBAやQEENNのアルバムが現在配信のみなのが惜しい。