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インタビュー

MIZU『MIZU』〈あまりゆずさんの曲は知らなくて……〉と言いつつもやっぱり似てる!? ジンジンとガンガンによる雫型フォークデュオエンタティナー

MIZU『MIZU』〈あまりゆずさんの曲は知らなくて……〉と言いつつもやっぱり似てる!? ジンジンとガンガンによる雫型フォークデュオエンタティナー

なぜか〈ゆず〉のオフィシャルYouTubeチャンネルで活動をスタートさせたこのユニット〈MIZU〉。表情や声を含めて、〈ゆず〉に似ている気もする雫型フォークデュオエンタティナーだ。

最初の動画が投稿されたのは、2020年1月23日。19歳の男子〈ジンジン〉と〈ガンガン〉がファミレスで「ユニット名、どうするよ?」とのんびり話しているやりとりが話題を集めたと思ったら、1月25日には横浜・伊勢佐木町の文令堂前で初めての路上ライブ「MIZU 週末YouTube Live Vol.1」を配信。リラックスしたトークを中心としつつ、オリジナル曲“水色”を初披露するとアクセスが集中し、〈断水〉(映像がフリーズすること)するアクシデントも発生し、さらに注目度を高めた。

The Clashの動画に衝撃を受け、パンクに目覚めた〈ジンジン〉、竹原ピストルに憧れて歌い始めたという〈ガンガン〉の出会いは、バイト先だったという。

ガンガン「高校卒業してからバイト先が一緒になって。バイト先? 水回りの仕事ですよ。そのバイト先で話が弾んだんです。へえ、音楽やってるんだ。って。元々おれは一人で歌を歌ってて、〈ジンジン〉はパンクバンドを組んでいたんですけど、〈ジンジン〉のバンドが解散しちゃって。そこで俺に声をかけてきたことが始まりですね」

〈バイト先で意気投合する〉という結成エピソードは昭和っぽいが、活動のスタイルは令和のアーティストらしく、YouTube Liveが中心だ。

ジンジン「お客さんと近い距離で、毎週決まってコミュニケーションを取れる機会があるのは、すごくいいことだなと思っていて。自分たちが作った曲を、いち早く視聴者のみんなに聴いてもらって、その場で感想をコメントでもらえるっていうのは、まさに今の時代ならではって感じがします」

ガンガン「楽しいですよ。話す内容も、事前にジンジンとある程度は決めているんですが、みんなのコメントに乗っかったことでどんどん脱線していって。ああ、もう時間ないから今日はこのテーマ出すのやめようってなったり(笑)」

ガンガン「(大変なことは)バイトのシフト調整ですかね。何度かどうしても調整がつかなくて、事前収録してるんで」

とバイトとの両立に苦労しながら、音楽の道に進もうとしている二人は、2月14日に最初の楽曲“水色”を発表。悩みや葛藤を抱えながらも、夢に向かって突き進む姿をストレートに歌ったアッパーチューンだ。

ジンジン「歌詞にも入っているけど、高校卒業後、先行きが見えないなかで、こうやって〈ガンガン〉と歌い始めて。自分がいま感じている、蛇口から溢れ出したような想いだったり、葛藤を曲に込めました」

ガンガン「YouTube Liveでは毎週披露していたんですが、そこでお客さんとの一体感が生まれたりして。その熱量みたいなものを表現できるように、リリースするにあたってバンドアレンジでレコーディングしました」

MIZU MIZU SENHA&Co.(2020)

さらに3月4日にはファースト・ミニアルバム『MIZU』をリリース。バイトの時間を気にしながら、彼女に〈別れたくない〉という思いを必死で伝える“サヨナラチャリ”、「君と一つになって朝焼けの空を見たい」と切実すぎる願いを綴った“2時”、そして、友達のカノジョとの繊細な感性を描いた“成功のなにがし”などを収録した本作は、アコギと歌を中心としたフォーキーな仕上がり。叙情性に溢れたメロディ、青春のほろ苦さ、美しさを描いた歌詞は、どことなく初期の〈ゆず〉とも重なる。

ガンガン「そうなんですか? あまりゆずさんの曲は知らなくて……」

ジンジン「〈ガンガン〉が、平日バイト入れまくってて時間がなかったんです。だから、おれがとにかく曲を作って、バイトがない日に二人で詰めていきました。活動をスタートさせてからこんなに早いタイミングでCDを出せるなんて思ってもいなかった。純粋に嬉しいです。俺たちの同級生は、普段ストリーミングで曲を聴いたりしていて。もちろん俺もよく聴くんだけど、やっぱりミュージシャンにとってCDリリースっていうのは特別な思い入れがありますね」

今後の展開については、

ジンジン「少しでも興味を持ってもらえたら、YouTubeで俺たちのことを見て聴いて知ってほしいです。無事アルバムも完成したので、次は実際にみんなのもとでライブができたらいいっすね」

と元気良く語るMIZU。多感な季節を詩情豊かなに描いた二人の歌は、幅広い年齢層のリスナーにアピールするはず。瑞々しさとノスタルジーが共存するMIZUはここから、一気に音楽シーンのど真ん中に飛び出していくはずだ。

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