インタビュー

Aldious『Evoke 2010-2020』新ヴォーカリストR!Nを迎えて新章を開いた5人が待望のアルバムを語る!

Aldious『Evoke 2010-2020』新ヴォーカリストR!Nを迎えて新章を開いた5人が待望のアルバムを語る!

新ヴォーカリストのR!Nを迎えて新章に突入したガールズ・メタルの頂点が、いよいよ初めてのアルバムを完成! 過去の名曲を通じて表現される進行形の熱い現在を感じろ!!

 一昨年にヴォーカルのRe:NOが病気のために脱退し、昨年は2人のゲスト・ヴォーカリストと共に全国ツアーを回っていたAldious。さらにトキ(ギター)が産休に入ったことで中盤からはサポート・ギタリストを迎えるという形をとっていた彼女たちだが、ゲスト・ヴォーカルだったR!Nの正式加入が発表され、年末のツアー・ファイナルにはトキも無事に復帰。いよいよ正式メンバー5人が揃った(メンバーいわく〈完全体〉)新生Aldiousが始動する。久々のフル・アルバム『Evoke 2010-2020』は、ライヴでもお馴染みの代表曲を詰め込んだセルフ・カヴァー・アルバムだが、R!Nによる書き下ろしの新曲も収録され、まさに現時点でのAldiousを凝縮したような聴き応えのある作品となった。

Aldious Evoke 2010-2020 Radiant A/Village Again(2020)

 

――アルバム・タイトルの『Evoke』は昨年のツアー・タイトルにもなっていた言葉ですが、〈呼び起こす〉という意味なんですね。

Yoshi(ギター)「デビュー当時の曲から新曲まで入ってるので、昔からのAldiousを全部呼び起こすっていう意味合いですね。昨年のツアーでは“Spirit Black”や“Bind”“Eversince”など7年ぶりにライヴでやった曲もあって、今作にもそういう曲を入れました。ライヴでは私自身も懐かしいなと思いながら演奏していたので、初期の頃を思い出して楽しかったですね」

――R!Nさん、レコーディングはいかがでした?

R!N「ほとんどツアーで歌ってきた曲だったので、歌い慣れてる曲ばかりだったんですけど、いざそれがCDとして残る作品になると思うと一切妥協したくなかったんですよ。細かいところに凄いこだわったり、何回も歌い直したり。ライヴでやるとスピード感とかその場の雰囲気でパッと歌えたものが、ブースに入るとその勢いがなくなって苦戦した曲もあったんですけど、凄く楽しいレコーディングでした。曲がどんどん〈Evoke〉されていく感じが。Aldiousってメタルの中でも幅広いポイントを押さえてる曲が多いんですよ。“Spirit Black”みたいにがっつりメタルの曲もあれば、“Deep”みたいに優しい曲もあったり。曲それぞれに色があって、凄く楽しんでもらえる選曲になったんじゃないかなと思います」

――新曲“I Wish for You”はR!Nさんの作詞作曲ですね。

R!N「今年始まる〈Unlash〉っていうツアーのタイトルも私の案を採用していただいてるんです。〈Unlash〉っていう単語は〈固縛を解く〉っていう意味があるんですけど、良い意味でいままでのイメージから解き放たれて、どんどん新しい形に進んでいきますっていうツアーをやりたいなって気持ちを込めて付けたタイトルなんです。〈固縛を解く〉と言っても過去を捨て去るんじゃなく、いままでの形も背負いながら新しく進化していくっていう気持ちがあったので、そういう意味もこの曲には詰まっていて。メタル初心者の私でも入りやすかったAldiousっていう存在をもっとたくさんの人に知ってもらえるきっかけになればいいなと思っています」

――今後のAldiousは?

Marina(ドラムス)「先月〈NAMM Show〉に行って初めてアメリカでライヴもさせていただきましたけど、いまはSNSの普及で世界各国の方から来てほしいというお声をいただいたりしてます。R!Nちゃんは英語も喋れるので、今後は英詞の曲が増えてもいいんじゃないかなと思いますし、海外でライヴをしたいっていう思いもありますし。いままでやってなかったことにチャレンジしたいですね」

R!N「これだけ世界各国からオファーがあるって本当に凄いことだと思いますし、それを実現できていったら、もっとたくさんの人に知ってもらう可能性も広がると思うので。日本だけにとどまらない活動ができるように、英詞の曲も増やしたいし、自分自身の英語のスキルももっと上げたいし、いろんなものを極めていきたいなと思います」

――4月からは全国ツアー〈Aldious Tour 2020 "Unlash"〉もスタートします。

Yoshi「やっと5人揃って、〈完全体〉のAldiousに戻れました!という気持ちですね」

サワ(ベース)「心機一転、改めて正式な5人でのツアーとなります。新生Aldiousというバンドの色を強く出せるようなライヴにしたいと思ってますので、ぜひ遊びに来てください!」

Marina「昨年はトッキーがほとんど一緒に回れなくて、今年からは本当に〈完全体〉として回れます。やっと5人で力を合わせて前に進めるなって。昨年は少し心配をかけてしまった部分も多かったので、そういった面でも皆さんを安心させる、また元気にさせるっていう気持ちを改めて思いながら、一本一本大切に回っていきたいと思います」

R!N「正式メンバー5人で1から回るツアーっていうのが本当に楽しみでしょうがないです。ツアーの最初の頃はまだ自分はゲストだったし、やっと〈完全体〉で(笑)。期待でいっぱいのツアーになってます」

トキ「昨年お休みさせていただいたぶん、今年のツアーでは全国の皆さんに会いに行けることが本当に楽しみです。全公演、全力で激アツなライヴをやりますので、ぜひ〈Unlash〉、遊びに来てくださいね!」

 

Aldiousの近作を紹介。
左から、2016年作『Radiant A』、2017年作『Unlimited Diffusion』、同年のミニ・アルバム『We Are』、2018年のミニ・アルバム『ALL BROSE』(すべてRadiant A/Village Again)

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