初めてCDをプレーヤーにセットした時にトータル33分と表記され、一瞬何かの間違いかと思ったがプレーヤーは正しかった。彼らにしては、1曲の尺があまりに短すぎる。これは、フロントマンにして、グラスゴーの仙人感すら出てきたフラン・ヒーリーが意図したことであって、1曲に4分は必要ないらしい。個人的には賛成である。決して長い曲が悪いわけではないが、アルバム1枚単位で考えれば非常に締まった感があり、終わった後にまた再生をしたくなる。ヴァセリンズの新作もラモーンズを意識して作られたがグラスゴー界隈では曲の時短傾向にあるのか。グラスゴーにハズレなし。
グラスゴーにはずれなし! トラヴィスの新作は、何度も再生したくなる短尺曲で構成された締まった聴き心地
Red Telephone Box / Hostess