タイラーとジョシュがそれぞれの自宅スタジオ同士でリモート制作を進めたという6作目。そんなプロセスが近年のナイーヴなトーンをさらに深めるよう作用したのか、内省的な印象はさらに強まり、ニューウェイヴ風味のシンセ・ポップ“Shy Away”や“Choker”といった先行曲に代表されるタイニーでコンパクトなポップ・チューンが並ぶ。なお、表題は前作『Trench』中の登場人物に言及した〈Clancy is dead〉のアナグラムだ。