ポール・マッカートニー（Paul McCartney）『McCartney III Imagined』ベックやクルアンビンら豪華メンバーが2020年作を再構築
2021.08.19
ポールはどこまでもポールのままである、という自明の事実を改めて知らしめた一人録音作『McCartney III』を豪華な面々が再構築。ベック色が加わって妖艶なダンス・ナンバーに変身した“Find My Way”をはじめ、アンダーソン・パークやクルアンビン、デーモン・アルバーンなどいずれの料理法も原曲の攻めたポップ感を損なわないよう配慮が行き届いており、聴き応え満点。刺激と納得の両方を兼ね備えた良質な姉妹編だ。
関連記事
-
コラムゴリラズ（Gorillaz）とデーモン・アルバーンはいま何を伝える? 豪華ゲストを招き〈理想郷〉から社会の現状を照らす『Cracker Island』2023.02.27 -
コラムマイケル・ジャクソン（Michael Jackson）『Thriller』40周年! 不動のスタンダードの意義に制作背景や新旧重要作から迫る2022.11.28 -
インタビュースーパーオーガニズム（Superorganism）のオロノとハリーがTOWER VINYLでディグ! お気に入りのレコードへの愛を語る2022.08.08 -
レビューマイケル・ブーブレ（Michael Buble）『Higher』ボブ・ディランやポール・マッカートニーをロマンティックにカバー2022.04.05 -
コラムbounceの選ぶ2021年の100枚・前編2021.12.29 -
トピックポール・マッカートニー（Paul McCartney）、フレッド・アゲイン（Fred again..）など今週リリースのMikiki推し洋楽アルバム7選!2021.04.16 -
連載ドミニク・ファイク（Dominic Fike）のポール・マッカートニー（Paul McCartney）カヴァー“The Kiss Of Venus”など今週の洋楽ベスト・ソング2021.03.12 -
コラムポール・マッカートニー（Paul McCartney）『McCartney III』ひとりで音楽に向き合った宅録シリーズの伝統を紐解く2020.12.24 -
インタビューハロー・フォーエヴァー（Hello Forever）、ビートルズ／ビーチ・ボーイズ直系バンドの意外な現代性とは? デビュー作『Whatever It Is』を起点に黒田隆憲と岡村詩野が迫る2020.10.20 -
レビューリンゴ・スター 『What's My Name』 ポール参加曲がジョン作なのはやはり目玉2019.11.15 -
コラム【特集：OPUS OF THE YEAR 2018】bounceの選ぶ2018年の100枚・後編2018.12.28 -
レビューポール・マッカートニー 『Egypt Station』 グレッグ・カースティンと組んだ、〈らしさ〉溢れる傑作2018.09.07 -
トピックポール・イズ・バック!! ポール・マッカートニーが10/31より東京と名古屋で来日公演を開催2018.08.08 -
コラム【特集：OPUS OF THE YEAR 2017】サントラやリイシューなどをまとめてチェック2018.01.05 -
レビューシャルロット・ゲンズブール 『Rest』 ダフト・パンク片割れやポール・マッカートニーもサポート、私的でダークなディスコ・ポップ2017.12.20 -
コラム「パイレーツ・オブ・カリビアン／最後の海賊 MovieNEX」 ジャック・スパロウ最後の冒険、注目すべき3つのポイント2017.11.07 -
レビューリンゴ・スター 『Give More Love』 年齢不相応なロック・チューンだらけ! ポールのベースも唸る2017.10.26 -
レビューフー・ファイターズ 『Concrete And Gold』 ポール・マッカートニーら豪華ゲスト多数、爆音なのに美しいロック・アルバム2017.10.13 -
インタビュー浦沢直樹×亀田誠治×森川欣信×湯川れい子×倉本美津留、ポール・マッカートニー武道館公演への想い（後編）：武道館ライヴが特別な理由2017.04.18 -
インタビュー浦沢直樹×亀田誠治×森川欣信×湯川れい子×倉本美津留、ポール・マッカートニー武道館公演への想い（前編）：ザ・ビートルズの衝撃2017.04.17
